矯正歯科治療例(6)

過蓋咬合 【かがいこうごう】

奥歯をかむと上顎の前歯が下顎の前歯を覆うように深くかみ込んでしまう症状です。必要以上に深くかみ込んでしまうため、上顎の前歯の裏側の歯肉がいつも咬まれてしまうので傷ついています。また顎の運動に支障が生じ、症状が進むと顎関節症などを併発する恐れがあります。そのため早期の治療が望まれます。前歯がのび出ているように見えます。見た目上分かりにくいのですが、上顎前突症の一種です。基本的に抜歯治療は控えたほうがいいでしょう。

(治療例1)

治療法(子供の場合)
成長期のお子さんで、骨の大きさに問題がある場合は、成長期間中上下の顎の成長の管理をします。これは成長の早い時期(8才~10才)に開始するのが望ましいです。一般的に引っ込み過ぎた上の前歯を先に治します。成長期間中、必要に応じて、機能的矯正装置などで上下の顎の成長の管理をします。
ここでの症例では上下左右第一小臼歯を抜歯(4本)による、抜歯治療を行いました。
奥歯の1~2本でしか良く咬めない状態です。横顔では上下上唇の突出感は認められません。しかし、普段は口が閉じられません。無理をして口を閉じるとあごの部分の筋肉が緊張してシワが見られます。

治療法(大人の場合)
基本的に抜歯治療は控えたほうがいいでしょう。本症例では初診時の上下唇バランスを保つ必要があるので前歯の位置を維持しなければなりません。

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ディスタルジェット装置を用いて、臼歯部(奥歯)を後方へ移動させる処置を行いました。

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その後、上顎前歯を後方へ移動させる処置を行いました。治療後の横顔写真やレントゲン写真を見ると自然な状態では閉じられなかった唇が無理をせずに閉じることができるようになりました。

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顎の部分に生じていたしわがなくなっています。上唇と下唇のバランスが改善されています。


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by familyd | 2009-11-05 17:27 | 矯正歯科治療例


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