矯正歯科治療例(5-1)

開咬 【かいこう】

開咬(かいこう)とは、歯をかみしめても一部の歯が咬み合わさることができないため、上下に隙間があいてしまう症状です。食べ物をかみ切れないかったり、発音が不明瞭になるだけでなく、顎関節へ負担がかかる上、下顎が正常に発育できなくなる原因となるおそれもあります。開咬の治療は、治療開始の年齢が早いほど直る確立は高く、治療後も安定しやすく成ります。

食べる機能にも当然問題がありますが、特に発音に障害があり、言葉が不明瞭で性格も内向的になってしまいます。

治療法
歯の大きさと顎の大きさの差の程度によって治療方法が異なります。

1. 程度の軽い場合は非抜歯治療が可能です。非抜歯治療では、親知らず(第三大臼歯)を抜歯する。第二大臼歯を抜歯してその代わりに親知らずを利用する方法もあります。

2. 中程度の場合は第二小臼歯を抜歯して、大臼歯の前方移動を大きくし、前歯の後方移動を少なくする方法がとられます。

3. 高度の場合は第一小臼歯を抜歯して前歯の後方移動を大きくする方法がとられます。小臼歯抜歯で不足の時はさらに第一大臼歯を抜歯する場合もあります。

(治療例1:上顎の前歯が前方傾斜しているために開咬になった症例)
ここでの症例では上下左右第一小臼歯を抜歯(4本)による、抜歯治療を行いました。
上の歯が前に飛びでしているので、良く咬めない状態です。また、特に横顔を見ると上唇が突出して口元の出っ張りが著しく目立っています。普段は口が閉じられません。無理をして口を閉じると口の回りやあごの部分の筋肉が緊張してこのようになります。

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治療法
治療前の横顔写真やレントゲン写真を見ると上顎前歯が前方へ突出していることが確認できます。自然な状態では唇が閉じられません。唇を閉じるとお口の周りや顎の部分にしわが生じています。
お口の写真では前歯が前方へ著しく突出しているのが確認できます。

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上下顎の小臼歯を一本ずつ抜歯してスペースを確保して、上下顎の前歯を後方へ移動する処置を行いました。抜歯をしないと前歯の部分がきちんと咬むことができないからです。また、上顎前歯や上唇の突出感が取れず、治療後の横顔のバランスが改善できないからです。

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治療後の横顔写真やレントゲン写真を見ると自然な状態では閉じられなかった唇が無理をせずに閉じることができるようになりました。

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お口の周りや顎の部分に生じていたしわがなくなっています。上唇と下唇のバランスが改善されています。

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by familyd | 2009-11-08 17:43 | 矯正歯科治療例


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